罠について
不思議のダンジョンと言えば罠です。
このゲームにも多種多様な罠が用意されています。 今回はその罠について書こうと思います…が、効果の詳細等はすでにまとめwikiの方々がとても分かりやすく書かれていますので、 どうやって生まれたか、元ネタは何か?と言った事について書こうと思います。 ・・・もっとも、コアな不思議シリーズファンからすれば一発でバレちゃうようなものばかりですけどね、元ネタ。 直接ダメージタイプ
ディアボロに直接ダメージを与えるといった、シンプルなタイプ。 効果は強力なものが多いが、被害は一時的なものがほとんど。
踏めば一瞬にしてHPが1になるこの罠は、単体でではなくモンスターとのコンボで最高の効果を発揮してくれることでしょう。 ダイバーダウン…元ネタは普通の地雷。 原作でも罠として使われていたため登場する事に。 今作でも無難に嫌な罠として大活躍してくれます。 ガラスの破片…元ネタはイガイガボトボトや水滴ポットン。 質より量で勝負するタイプの罠なので、威力はほとんどありません。嫌がらせです。 ローリングストーンズ…元ネタは落石の罠。 落石→石が落ちてくる→ローリングストーンズ、という単純な理由です。 さすがに即死効果はありませんが、「ランダムで即死にしてくれ!」という無茶な意見が時々来ます。 間接ダメージタイプ
主にディアボロに状態異常を与えるタイプ。 踏んだ直後はともかく、敵に追われていた場合致命傷になりうる危険性が。満腹度や精神力減少など、後々じわじわ来るものも。
鈍足候補としては他にも「憎き肉片の罠」などがあったのですが、一番わかりやすいということで採用されました。 この罠はバッドカンパニーハウスで嫌になるほど味わうことができます。 ハイウェイスターの罠…元ネタは空腹スイッチ。効果はやや大きめの20%。 ダンジョンシリーズには必須の空腹罠です。初期からずっと効果は一緒でした。 バージョンによっては消費するのが10%だったりしましたが、敵のハイウェイスターと差別化するため現在の量に。 バステト女神…元ネタは無し。実は罠の中で一番試行錯誤されてます。 まず最初のバージョンは、カンヅメやアヴドゥルがランダムで飛んでくるというもの。 しかしこれだとただのダメージ罠です。少し面白みに欠けた為、飛んでくるモノを磁力によって変えました。 つまり、今までに何回踏んだかによって、飛んでくる凶器が変化するという罠に。 しかも次の階層に行っても磁力がリセットされないという酷い仕様。解除するには特殊アイテムである『マライアのDISC』が必要でした。 しかしこの仕様だと、どうも面白くなく 浅い階層で踏んでしまったので考えるのをやめたり、最大磁力レベルになったので考えるのをやめたり。 忘れたころにアヴドゥルさんが飛んでくるというストレスも相当なものです。 また、他の状態異常は殆どがフロア移動で治るので、それらとわざわざ区別化する必要もないだろう…という理由で没になりました。 罠自体は面白そうでしたので残し、磁力が自然に上昇する仕様にして完成となったわけです。 セト神の罠…元ネタは毒矢。グレイトフルデッドで防げます。 後述のワムウの影もそうですが、元々原作で「踏む」事を前提とされていたネタは組み込みやすいですね。 クラフトワークの罠…元ネタはトラバサミ。 スカイハイの罠…元ネタは目潰し草。 トーキングヘッズの罠…元ネタは回転盤。これらは元ネタそのままですね。 ホワイトアルバムの罠…元ネタはこれまたトラバサミ。 ただしこちらはやや束縛時間が長い上、氷状態だと被ダメージが1.5倍の為、さらに危険な罠です。 スピードワゴンの見せ場の為に作られたといっても過言ではなかったり。 この罠に限った事ではないですが、原作のネタを入れるために無理矢理製作した罠やアイテムも多々あります。 まず原作ありき、というネタばかりです、このゲーム。 アイテム破壊タイプ
ディアボロのアイテム関連に被害を出すタイプ。 嫌らしいものが多く、何度も引っかかると冒険がドンドン困難になる。
シレンなどでは大落石の罠など、固定ダメージの罠はあまり浅い階層だと出現しない…という配慮があったりしますが、ディアボロでは普通に1Fから配置されています。 しかし、なぜか批判的な意見はあまり来ませんでした。結構凶悪だと思うのですけど…? ワムウの影…元ネタは無し。強いて言うならばガラガラペンギンの電気破壊? というか、この罠はただ単に「ワムウは影に入られると反射的に攻撃してしまう」というまるで生かされなかった伏線をどうにかしたくて追加されたという罠です。 (一応シーザー戦で使われてましたけど…) ホワイトスネイクの罠…元ネタは装備はずしの罠。 そのまんま装備はずしです。未識別DISCのお供にどうぞ。 ワイアードの罠…珍しいSBRからの罠。元ネタはころび石。 アイテムをただ盗まれるだけではなく、ヤバいものは破壊される可能性があるので地味に厄介。 ころび石でも壷が割れてテンションが下がったりしたので、それを再現しました。 オエコモバの罠…これまた珍しいSBRからの出典。 元ネタはありませんが、イメージ的には手持ち1つが強制的にンドゥバになるようなものでしょうか。 ピンチ誘発タイプ
ディアボロを強制移動させたり、寝ている敵を起こしたりして危険な状態に持ち込んでくるタイプ。 効果が大きいので、うまく利用すれば逆に有利に働くことも。
モンスターハウスのある階で踏むととんでもないことになります。 リンプビズキットの罠…元ネタは召還スイッチ。 透明という点を除けば、元ネタとあまり違いはありません。 序盤の経験値稼ぎに大活躍な点も同じです。そういう時に限ってすぐ壊れる点も同じです。 猫袋…元ネタは無し。嫌がらせの代名詞のような罠です。 この罠はかつて「マリリンマンソンの罠」という罠でした。 無敵のマリリンマンソンが出現して、ディアボロの所持アイテムの値段分奪っていくというとんでもない罠で、鍛えたDISCなんぞ持っていようものなら全額奪われたあげく内臓まで奪われ(割合ダメージ)ヒドイ目にあいます。 あんまりという理由で没になったので、もう少し軽めの玉美ネタとしてこの罠は完成しました。 マリリンマンソンももっと良い活躍の場が出来ましたしね。 あと、お金に似ているのは仕様です。 ジェイルハウスロックの罠…元ネタは迷子の巻物。 最初は持ち物が3つだけ残して全部未識別になるという極悪な罠だったり…。 この罠も、幻覚の迷宮で踏むと相当極悪ですけど。 ダービー弟の落とし穴…元ネタも何も落とし穴そのままです。 非常に見にくいのが特徴ですね。落とし穴なんですから見えないのが正しいのです。 ドヒュウ・ボヨヨン文字…元ネタはそれぞれ丸太の罠、バネ。 こういった移動系の罠は元ネタそのままが多いです。 元々完成されている罠の為、手を加えにくいですね。 というか、手を入れる必要性がありません。 ラクガキの罠…元ネタは無し。言わずと知れたハイリスクハイリターン罠です。 「クリームが1体召還される」という点は最初から変わりませんでしたが、実はこの罠初期バージョンでは2ndダンジョンに設置されていたのです。 おかげで相当数のテストプレイヤーさんが亜空間に飲み込まれてしまい、かなりの改善要望が来たので3rdダンジョンから出現するようになりました。 当時はスリルがあって良いなあと思っていたのですが、今考えると2ndダンジョンに設置しなくて良かったなあ…と思います。 2ndでゲームを投げるプレイヤーさんを大量生産していたんじゃないかな…? その他
上記のどれにも当てはまらない特殊な罠。
アンダーワールドも実は二転三転したスタンドだったりします。 一番最初、帰還用のアイテムが「ヴェルサスの記憶DISC」でした。 これを使うとアンダーワールドが発動し、地面から階段を掘り起こし、そこを通ると地上へ戻れるというもの。使ったターンではなく 階段を見つけないと帰れないため、緊急回避には使えないのがミソです。 しかし、罠のワナの元ネタとしてアンダーワールドが必要となり、もっとわかりやすいディアボロのDISCが作成されたのでお蔵入りとなりました。 そういえば、「罠の巻物」のように罠が出来る記憶DISCだった時もあったような。 ヘブンズドアーの罠…元ネタは無し。 色んな罠がランダムで発動するという罠ですが、殆どが似たような罠と同じ効果ですのでそれらの対処法が出来ていれば問題ないでしょう。 しかし、敵に追われて逃げる時に「何も見えなくなって吹っ飛ぶ!」を期待したり 呪われた装備時に「全ての装備を外す!」を期待したりすると 大抵焼身自殺を書き込まれるのは不思議ですなあ。 クレイジーDの罠… これはボツ罠ですね。踏むと、HPが全快&状態異常が治るというもの。 そんな美味い話が…あると思うのか…?ということで没に。 ちょっと条件付きで、ヘブンズドアーの罠で同じ様な事ができます。 1〜5Fまでは3つ、 6〜12Fの間は4つ、 13〜20Fの間は5つ、 以降は6つです。 また、3F以下では落とし穴が出ません。 落とし穴が出る判定になった場合、代わりにバステトの罠が出ます。 「次の階に移動させる」という意味では、バステトも落とし穴も一緒だからです。 強制か、プレイヤーの判断かの違いだけですね。 ただ、早く行かないとホラ アヴドゥルさんが飛んできますよ…? |
▲最新版ではオエコモバの罠でスタンドが出ます。 |