ディアボロの大冒険への道 その2
その話の内容は、ディアボロの大冒険をゲーム化してみた、
良かったらプレイしてみてもらえないか…との事でした。 寝耳に水の出来事で驚きましたが、私としては ただの妄想が思いがけず現実になったわけです。 むしろこちらがお願いする立場のようなモノ。1も2もなく 是非そのゲームをプレイさせてくれませんか?と返信しました。 そうして教えてもらったDL用のURLをクリックするあの瞬間は、 今でも忘れられません。ギリギリまで「これはひょっとして 手の込んだイタズラかも?」と思っていました。 そういった不安は、ゲームを起動して1秒で吹き飛びました。 無論、現在のバージョンと比べるとまだまだ未完成の プロトタイプではありましたが、本当にゲームになっていたのです。 ボスが、ダンジョンの中を探索していたのです。 浮浪者に1Fで包丁を刺されまくっていたのです。 トニオさんが物を売っていたのです。(この段階ですでに店があった) パソコンの前でしばらく口が塞がりませんでした。いやホント。 残念ながら、この最初期バージョンは手元に残っていませんが あの時点で基盤はすでに完成していたと思います。 ゲームをDLする際、気がむいたらドット絵で協力してくれると ありがたい…と言われていたのですが、 「こんなモノを見せられて協力しない奴はいねえ!!」…という事で 協力させて頂くこととなりました。 こうして、ネタ絵ではなく本当に遊べるゲーム、「ディアボロの大冒険」と 私は出会うことができたわけです。 今思い返しても、相当幸運だったと思います。 ムニエルはホントラッキー!ピース! それからしばらくはドット絵を書いたり、より良いダンジョンにするため アイディアを出したりしていました。がしかし、増えるアイディアに対し 画像関係がやや不足がちになり、(これは私が 亀のように遅筆だったせいです。ダメダメです。) もう一人ほど協力者が欲しいなあ…という話題があがりました。 協力者と聞いて私はある人が頭に浮かびました。 当時、朝目新聞への投稿で なぜか投稿日時がカブったり、 ネタそのものの方向性が似ていたドット絵師… その方の名はクライヴさんと言いました。 |
![]() ▲初期バージョンにいた敵は、浮浪者、エボニーデビル、運命の車輪、 あとはトニオさんくらいでした。(画像は中期バージョンのもの) そのためか、こいつらはかなりの回数書き直しが入っています。 ![]() ▲運命の車輪も赤になったり茶色になったりしてました。 ![]() ▲どんな敵を出すか模索してる時に書いた練習ワールド。 うーん、こりゃ没になって良かったセカイだ。 |
前回と同じヒキのまま 続く